2012年01月28日

田辺はひとつ・龍神村から芸術での結束を

1月中旬、JR紀伊田辺駅前で開かれた
田辺市龍神村在住のチェーンソーアーティスト
城所ケイジさんの個展の様子です。

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詳しくはこちら。城所さんは愛知県設楽町から
チェーンソーアートの拠点として
和歌山県田辺市龍神村(当時は日高郡龍神村)に
夫婦でIターンしました。

そして、基本的にチェーンソーだけを使って
丸太からありとあらゆるオブジェを作ってしまう、
チェーンソーアーティストとして
国内や海外で活躍しています。

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モササウルスの彫刻と城所ケイジさん

去年の台風12号で、
龍神村を流れる日高川も水位が非常に上昇し、
あわや村内も浸水被害かと思われましたが、
間一髪、免れました。

しかし、生活物資調達や行政の拠点となる
田辺市中心部(旧・田辺市)とを結ぶ
県道・田辺龍神線(奇絶峡や虎ヶ峰峠を通る道)が
この年の梅雨時の大規模な土砂崩れで
通行不可能になっていたことに加え、
みなべ町、印南町、日高川町、田辺市中辺路町、
それに高野龍神スカイラインといった、
そのほかの地域とを結ぶ主要道路も寸断され、
一時的に龍神村は孤立してしまいました。


そのとき城所さんは
「龍神での停電や断水はかなり早く復旧したが、
今度は自然エネルギーどころか、無電の状態でも
ある程度生きられる生活を考えなければならない」と
真剣に危機感を覚えたと語ります。

そして、新宮市熊野川町で被災した知人を手伝った際、
「行政のつながりはもちろん、地域住民のつながりの大切さを痛感した」
とも振り返り、

「今まで合併したから、龍神は田辺です、と一口に言っていたが、
その意味が今までとは違って、ぐっと重みを増したと思う。
広域的な災害を経験して初めて、我々は田辺市民として運命共同体なんだと感じた」
との思いを新たにしたといいます。

そして、今回駅前商店街で個展を開いたのも
「田辺の一員として、そして芸術家の一員として、
田辺市の結束の役に立てれば」との思いが強くなったからだそうです。

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田辺市龍神村は、城所さんを始め、
県外から越してきた多くの芸術家や料理職人のほか、
林業や農業に携わる地元の人々が共存する地域。

そして、日本三美人の湯の温泉や護摩壇山・龍神岳など
野手あふれる観光資源の宝庫。

紀南観光の魅力発進地域として、
再び立ち上がっていきます。



posted by やりこむブログ at 23:19| 和歌山 ☁| Comment(0) | 取材の現場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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